「あれ、このゲーミングPCと同じ部品を別々で買って自作PC作ると、ネットで買うよりお得じゃなない?」という疑問からこの記事を書き始めました。
もちろん組み立て費用などを抜きにして、計算します。もちろん、そのためには自作PCを組み立てることができる知識が必要ですが。
パソコンを組み立てることができない人は、素直にネットや店舗でPCを買うことをおすすめします。
ですが、もし自作で作ったほうがお得な場合はパソコンを組み立てることができる人にとって有益な情報になると思います。
今回の比較するのは、ガレリア(GALLERIA)の「RM5C-G60S」です。かなり有名なゲーミングPCだと思うので、比較する価値があると思います…
では早速見ていきましょう
目次
BTOパソコン・自作PCのメリット/デメリット
BTOパソコン
BTOパソコンとは、完成されたPCのことを言います。自作PCとは真逆の意味です。
- BTOパソコンのメリット
保証がついている
トラベルになる可能性が低い
誰でも買ってすぐに使える
- BTOパソコンのデメリット
拡張性が微妙
自作PC
- 自作PCのメリット
BTOパソコンより価格が安くなることが多い
自分好みにカスタマイズできる
組み立て費用が掛からない
PCの知識を学べる
- 自作PCのデメリット
保証がない
トラベルは全て自己解決
ガレリア(GALLERIA)のRM5C-G60Sと比較
ドスパラ価格 94,578 円(税込) (2021年3月現在)
スペック
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||||
オフィスソフト | Office なし | ||||
CPU | インテル Core i5-10400 (2.90GHz-4.30GHz/6コア/12スレッド) | ||||
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 (DVI x1,HDMI x1,DisplayPort x1) | ||||
電源 | 550W 静音電源 (80PLUS BRONZE) | ||||
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル) | ||||
SSD | 500GB NVMe SSD (WD Blue SN550シリーズ, M.2,読込速度 2400MB/s,書込速度 1750MB/s) | ||||
ハードディスク/SSD | HDD 無し | ||||
マザーボード | インテル B460 チップセット マイクロATXマザーボード PCI-Ex16 x1, PCI-Ex1 x2 / メモリスロット x4 (最大 128GB) / SATA3 x6, M.2 x2 |
今回、値段を比較するのにAmazonの値段を使って比較していきます。
OS
OSはWindows10HomeでAmazon価格は17,527円でした。
CPU
インテルi5-10400は最近発売したインテルの10世代CPUです。
Amazon価格は出品元によって違いますが、平均して20,000円くらいです。
性能も高く、ある程度の作業やゲームをしても問題ないくらいです。(かなり動作が重いゲームはグラフィックボード次第です)。
具体的に言うと、第8世代の上位モデルであるi7-8700Kに匹敵するぐらいです。
詳しく知りたい方↓
グラフィックボード
グラフィックボードは、GTX 1660 SUPER 6GB です。
このグラフィックボードは「コスパ最強」など言われています。
性能もほとんどのゲームや作業に使えて性能はかなり高いです。
グラフィックボードは価格変動が激しい製品です。Amazonの価格推移を見ると、2021年3月24日の50000円に対して、2か月前は27000円ほどでした。
1ヶ月も経たないうちに数万円の変動があるので、買う時は注意が必要です。
今回は平均して、38500円にします。
電源
電源は550Wです。Amazon価格は5,832円でした。BOTパソコンはその性能に合わせて適切な部品が組み込まれているので、何Wにすべきかは基本考えなくていいです。
中身を組み換える(特にCPU)ときは、電源のことを考えなければいけません。PCの性能に電源が合ってないと動作が重くなったり、最悪の場合は発火することがありえます。
参考程度に↓
メモリ
Amazon価格は9,255円です。
メモリは8GB×2の計16GB です。ゲーミングPCなら最低でも16GB必要なので、最適な容量となっています。
SSD
SSDは500GBです。Amazon価格は7,990円でした。、
HDDはありません。本体を買う前に本体+αで買えます。つまり別料金です。
個人的には500GBは少ないと思うので、さらに容量を増やすことをおすすめします。
マザーボード
マザーボードの値段は11,091円です。メモリは、スロット数4で最大で128GB搭載できます。
ケース
自作PCのメリットとしてケースは自由に選べます。高いケースを探せばいくらでもあると思います。
今回は、ケースにお金をかけないと計算して、格安のものにします。Amazonから選んだ格安ケーはミニタワーの価格が3,111円のものにします。
価格比較
BTOパソコンの値段
本体:RM5C-G60S 94,578 円(税込)
ドスパラで買う場合の送料:
本土 | 一律:3,300円(税込) × 台数 |
沖縄・離島 | 一律:6,600円(税込) × 台数 |
合計:97,878 円(税込) (沖縄・離島の場合 ¥101,178 円(税込) )
自作PCの値段
OS | 17,527円 | |||
CPU | 20,000円 | |||
グラフィックボード | 38500円 | |||
電源 | 5,832円 | |||
メモリ | 9,255円 | |||
SSD | 7,990円 | |||
マザーボード | 11,091円 | |||
ケース | 3,111円 |
合計:113,276 円(税込)
まとめ
結果はBTOのほう15,398 円安くなりました。かなり価格があって自分の予想と大きく違ったのでかなり驚いています。「自分は自作PCのほうが1万ぐらい安いかな~」とか思ってました。
自作PCはBTOパソコンにより安くなることが多いですが、まったく同じパーツ(部品)を買うと自作PCのほうが高くなることがあると学びました。
そもそも、PCパーツは価格変動が激しいものが多いです。特にグラフィックボードは、あっという間に数万円単位も変わります。なので価格推移などを見て買う時期を考えることが大切となります。
自作PCは価格以外にもロマンがいろいろあるので、調べてみるだけで楽しめます。OSなどをすでにもっていたり、使わないPCのパーツを使うとBOTパソコンより安く組み立てることができます。
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