10万円のBTOパソコンと同じパーツで自作PCを作ると、価格差はどのくらい?ガレリア(GALLERIA)のRM5C-G60S で比較してみた

「あれ、このゲーミングPCと同じ部品を別々で買って自作PC作ると、ネットで買うよりお得じゃなない?」という疑問からこの記事を書き始めました。

もちろん組み立て費用などを抜きにして、計算します。もちろん、そのためには自作PCを組み立てることができる知識が必要ですが。

パソコンを組み立てることができない人は、素直にネットや店舗でPCを買うことをおすすめします。

ですが、もし自作で作ったほうがお得な場合はパソコンを組み立てることができる人にとって有益な情報になると思います。

今回の比較するのは、ガレリア(GALLERIA)の「RM5C-G60S」です。かなり有名なゲーミングPCだと思うので、比較する価値があると思います…

では早速見ていきましょう

ケースの費用で値段が変わります。



目次

BTOパソコン・自作PCのメリット/デメリット

BTOパソコン

BTOパソコンとは、完成されたPCのことを言います。自作PCとは真逆の意味です。

  • BTOパソコンのメリット
組み立てに手間がかからない
保証がついている
トラベルになる可能性が低い
誰でも買ってすぐに使える
  • BTOパソコンのデメリット
ケースが好きなものを選べない
拡張性が微妙
BTOパソコンは一言いえば良くも悪くもない、安定したものだと思います。でも、初心者にはかなりおすすめできます。PCに知識がない人でも買えばすぐに始められるので、初めてPCを買う方にもおすすめできます。

自作PC

  • 自作PCのメリット
拡張性が高い
BTOパソコンより価格が安くなることが多い
自分好みにカスタマイズできる
組み立て費用が掛からない
PCの知識を学べる
  • 自作PCのデメリット
パーツ選び・組み立てに時間がかかる
保証がない
トラベルは全て自己解決
自作PCはメリットが多い分、デメリットも大変です。特にトラベルになったときには、全て自分の責任なので自己解決しなければいけません。
自作PCはBTOパソコンより安くなることが多いです。ですが、ものによって違うので今回はしっかり確かめてみます。

ガレリア(GALLERIA)のRM5C-G60Sと比較

商品全体像

ドスパラ価格 94,578 円(税込) (2021年3月現在)

スペック

OSWindows 10 Home 64ビット
オフィスソフトOffice なし
CPUインテル Core i5-10400 (2.90GHz-4.30GHz/6コア/12スレッド)
グラフィック機能NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 (DVI x1,HDMI x1,DisplayPort x1)
電源550W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
メモリ16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
SSD500GB NVMe SSD (WD Blue SN550シリーズ, M.2,読込速度 2400MB/s,書込速度 1750MB/s)
ハードディスク/SSDHDD 無し
マザーボードインテル B460 チップセット マイクロATXマザーボード
PCI-Ex16 x1, PCI-Ex1 x2 / メモリスロット x4 (最大 128GB) / SATA3 x6, M.2 x2

今回、値段を比較するのにAmazonの値段を使って比較していきます。

OS

【新パッケージ】Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版

OSはWindows10HomeでAmazon価格は17,527円でした。

CPU

INTEL 第10世代CPU Comet Lake-S Corei5-10400F 2.9GHz 6C/12TH BX8070110400F【 BOX 】 日本正規流通品

インテルi5-10400は最近発売したインテルの10世代CPUです。

Amazon価格は出品元によって違いますが、平均して20,000円くらいです。

性能も高く、ある程度の作業やゲームをしても問題ないくらいです。(かなり動作が重いゲームはグラフィックボード次第です)。

具体的に言うと、第8世代の上位モデルであるi7-8700Kに匹敵するぐらいです。

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詳しく知りたい方↓

Core i5-10400の性能スペック&搭載ゲーミングPC【2021年】| 低価格帯を支える高コスパCPUが登場!6コア12スレッドとハイパースレッディング対応が心強い!

グラフィックボード

グラフィックボードは、GTX 1660 SUPER 6GB  です。

このグラフィックボードは「コスパ最強」など言われています。
性能もほとんどのゲームや作業に使えて性能はかなり高いです。

グラフィックボードは価格変動が激しい製品です。Amazonの価格推移を見ると、2021年3月24日の50000円に対して、2か月前は27000円ほどでした。
1ヶ月も経たないうちに数万円の変動があるので、買う時は注意が必要です。

今回は平均して、38500円にします。



電源

電源は550Wです。Amazon価格は5,832円でした。BOTパソコンはその性能に合わせて適切な部品が組み込まれているので、何Wにすべきかは基本考えなくていいです。

中身を組み換える(特にCPU)ときは、電源のことを考えなければいけません。PCの性能に電源が合ってないと動作が重くなったり、最悪の場合は発火することがありえます。

参考程度に↓

seinouwatt

メモリ

Amazon価格は9,255円です。

メモリは8GB×2の計16GB です。ゲーミングPCなら最低でも16GB必要なので、最適な容量となっています。

SSD

SSDは500GBです。Amazon価格は7,990円でした。、

HDDはありません。本体を買う前に本体+αで買えます。つまり別料金です。

個人的には500GBは少ないと思うので、さらに容量を増やすことをおすすめします。

マザーボード

マザーボードの値段は11,091円です。メモリは、スロット数4で最大で128GB搭載できます。

ケース

自作PCのメリットとしてケースは自由に選べます。高いケースを探せばいくらでもあると思います。

今回は、ケースにお金をかけないと計算して、格安のものにします。Amazonから選んだ格安ケーはミニタワーの価格が3,111円のものにします。

価格比較

BTOパソコンの値段

商品全体像

本体:RM5C-G60S 94,578 円(税込)

ドスパラで買う場合の送料:

本土 一律:3,300円(税込) × 台数
沖縄・離島 一律:6,600円(税込) × 台数

合計:97,878 円(税込) (沖縄・離島の場合 ¥101,178 円(税込) )


自作PCの値段

OS17,527円
CPU20,000円
グラフィックボード38500円
電源5,832円
メモリ9,255円
SSD7,990円
マザーボード11,091円
ケース3,111円

合計:113,276 円(税込)

まとめ

結果はBTOのほう15,398 円安くなりました。かなり価格があって自分の予想と大きく違ったのでかなり驚いています。「自分は自作PCのほうが1万ぐらい安いかな~」とか思ってました。

自作PCはBTOパソコンにより安くなることが多いですが、まったく同じパーツ(部品)を買うと自作PCのほうが高くなることがあると学びました。

そもそも、PCパーツは価格変動が激しいものが多いです。特にグラフィックボードは、あっという間に数万円単位も変わります。なので価格推移などを見て買う時期を考えることが大切となります。

自作PCは価格以外にもロマンがいろいろあるので、調べてみるだけで楽しめます。OSなどをすでにもっていたり、使わないPCのパーツを使うとBOTパソコンより安く組み立てることができます。

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